救急車の利用ガイド《要請判断》

救急車 要請判断 体調急変 症状 見分け方
近年、救急車の出動件数・搬送人員数は増加傾向にあり、救急隊の現場までの到着時間も遅くなっています。

このページでは、地域の限られた救急車を有効に活用できるよう、救急車の要請判断ガイドとして『こんな症状の時にはすぐ119番!!』と、早く救急車が出動できる『救急車の呼び方』や、救急車を呼んだら用意しておくべき物として『救急通報後にすること』などを掲載しています。



救急車の要請判断

こんな症状の時にはすぐ119番!!

突然こんな症状がでたら、すぐ救急車〈電話 : 119番〉を呼んでほしい症状は以下を参考にしてください。
救急車 要請判断 体調急変 症状 見分け方

その他:いつもと違う場合、様子がおかしい場合

    意識の障害

  • 意識がない(返事がない)またはおかしい(もうろうとしている)
  • ぐったりしている
    痙攣(けいれん)

  • けいれんが止まらない
  • けいれんが止まっても意識がもどらない
    けが・やけど

  • 大量の出血を伴うけが
  • 広範囲のやけど
    吐き気

  • 冷や汗を伴うような強い吐き気
    飲み込み

  • 物をのどにつまらせて、呼吸が苦しい、意識がない
    事故

  • 交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
  • 水におぼれている
  • 高いところから落ちた

判断に迷ったら救急相談窓口に

急な病気やけがをしたとき、救急車を呼んだほうがいいのか、自分で病院を受診すればいいのか、どこの病院に行けばいいのか迷うことがあります。

    電話相談窓口

  • 119番通報などの判断に迷った時は、お近くの救急相談窓口(電話番号:#7119など)にご相談下さい。
  • 子ども医療電話相談(主に休日・夜間)は#8000

新型コロナウイルス関連

発熱等の症状がある場合は、新型コロナウイルスに関する受診・相談センターに電話相談しましょう。
とくに、妊婦や基礎疾患がある方については、発熱等の症状がある場合は、新型コロナウイルスに関する受診・相談センターに電話相談するか、速やかに発熱外来・かかりつけ医・地域外来・検査センターを受診。

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救急車の呼び方

救急車を呼ぶときの番号は『119番』です

119番で通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを、順番にお伺いします。緊急性が高い場合は、すべてお伺いする前でも救急車が出動します。あわてず、ゆっくりと答えてください。
救急車 呼び方 伝えること 準備 持ち物

    補足情報

  • その他、詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で伝えてください。
  • 上記に示したものは一般的な聞き取り内容です。

救急通報後にすること

用意する持ち物

救急車を呼んだら、こんな物を用意しておくと便利です。

  • 保険証や診察券
  • お金(財布)
  • 靴(履きやすいもの)
  • 普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
    乳幼児の場合

  • 母子健康手帳
  • 紙おむつ
  • ほ乳瓶
  • タオル

救急車の案内

応急手当をしている人以外にも人手がある場合は、救急車の来そうなところまで案内に出ると到着が早くなります。

救急車が来たら伝えること

救急車が来たら、こんなことを伝えて下さい。

    伝える事

  • 事故や具合が悪くなった状況
  • 救急隊が到着するまでの変化
  • 行った応急手当の内容
  • 具合の悪い方の情報(持病、かかりつけの病院やクリニック、普段飲んでいる薬、医師の指示等)

※持病、かかりつけの病院やクリニックなどは、日頃からメモにまとめておくと便利です。