新型コロナ 新変異株 pk.3《症状と対策》

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今年も新型コロナウイルス感染症に感染する患者さんが増える夏シーズンが到来する。

厚生労働省は「例年お盆明けが感染拡大のピークで、夏休みで人の移動が多くなる時期となる。マスク着用や手洗い、室内換気を意識するなど感染対策を徹底してほしい。」とのコメントを発表した。

そんなところ、すでに新型コロナウイルスの感染が広がっている。その理由には、これまでとは違う新たな変異株が登場していることが関係している。



COVID-19 感染予防

新変異株『pk.3』情報

現在、感染が急速に広がっているのが『KP.3(ケーピー・スリー)』と呼ばれている新たな変異株。

沖縄県では、梅雨ごろから『KP.3』感染者が90%以上を占めた。

この感染拡大は急速で、沖縄県の医療機関は危機的状況に陥った。さらにKP.3 の感染地域は沖縄から北上し、7月には九州全土で猛威をふるっている。

新型コロナ pk.3 とは?特長や症状は?

新型コロナウイルス『KP.3』の感染が広がっていることについて、感染症に詳しい東京医科大学からも情報があがっている。

感染が広がってきている理由は?
夏場は冷房を効かせるため換気されにくいうえに、マスクをしない人も増えることから感染が広がりやすい。さらに、オミクロン株の新変異ウイルス KP.3 が広がっていることも要因の1つである。
新変異ウイルス KP.3 はどんな特長?
『KP.3』は『JN.1』から派生したウイルスで、日本だけでなく、欧米などの北半球で流行の主流になっている。従来ウイルスよりも過去の感染やワクチンによる免疫を逃れる能力が高く、感染力がやや強いという報告もある。
感染後の症状は?
症状としては、発熱やのどの痛みがあり、一般的な風邪に似ていて区別がつきにくい。また、重症化などについてはこれまでと変わらないが、感染性が高く広がりやすい傾向があるため、入院患者が急激に増えて医療サービス危機に直面する可能性が高い。

新型コロナウイルス感染症の症状は?

新型コロナの初期症状は?
初期症状は風邪と見分けがつきにくい傾向。だいたい発熱・せき・頭痛などが約2人のうち1人、のど痛・下痢が約5人のうち1人に症状が現れる。 鼻水は約13人のうち1人と意外に少ない。
新型コロナ感染症の症状の順番は?
発熱や悪寒、だるさの風邪症状、その後に咳や痰の呼吸器症状が現れ、重症になれば呼吸困難や胸部圧迫感、意識が朦朧とする等の症状が現れる。
コロナは症状が出る前にうつりますか?
感染者の症状がでる前からウイルスを排出しており、市中感染が広まりやすい原因となっている。 感染可能期間は、発症2日前から発症後7~10日間程度との情報が多い。
コロナで急変するのは何日目ですか?
新型コロナ感染症は病状が急変することがあり、とくに発症から7〜10日にかけて注意が必要。 この経過中に咳、痰、呼吸困難などが強まると、肺炎が進展している可能性があるとされる。
新型コロナに感染したらどの薬を飲むか?
症状が軽い人は薬を飲まなくても治る人がほとんど。 症状を緩和したければ、咳止めや解熱剤などの市販薬を使って良い。 注意点としては、もともと治療している病気がある人は飲み合わせの問題があるので、市販薬であっても医師や薬剤師に相談を。
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新型コロナ感染症:今後の注意点

夏休みを行楽地などで過ごす人が増え、人の移動が盛んになることからお盆明けごろまでは患者の数は増え続けると考えられる。
ただ、このままのペースで入院患者が増えれば、急患の救急車の受け入れをお断りせざるを得ないような状況も起こりうる。

今後もマスク着用や手洗い、室内換気を意識するなど感染対策を徹底してほしい。

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新型コロナ感染の要因

新型コロナウイルス感染症に感染する要因として、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2種類があります。

飛沫感染
感染者からの咳・くしゃみ・つば等と一緒にウイルスが放出。そのエアロゾル化されたウイルス飛沫を、他者が口や鼻から吸い込んで感染します。
※主な感染場所:学校や劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。他者がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど

新型コロナウイルス感染者の感染原因は『エアロゾル感染』によるものが非常に多い。

喚起されていない室内では、マスク(医療用サージカルマスク推奨)の着用はもちろんですが、マスクを着けずに対面(目安として2メートル以内)で会話することは、感染リスクが高くなります。

新型コロナ感染の予防対策

現在、新型コロナウイルスに対するワクチンや特効薬などが無いため、まずは新型肺炎にかからない予防が必要です。なお、ワクチンは米・イノヴィオ社などが開発中です。

現在、マスクの在庫がどの販売店でも売り切れ続出で購入しにくい状況ですが、コロナウイルスのような超極小な大きさのウイルスを防止するためには特殊なマスクが必要となります。

    コロナウイルス予防・対策ポイント

  • 感染予防には、うがいも大事
  • 石けん(ハンドソープ)による丁寧な手洗い
  • 手洗いできない時は十分なアルコール消毒
  • 自分への感染対策には一般的な布マスクでは予防効果が低い
  • 高いレベルの感染対策には医療用・産業用(N95・DS2)防塵マスクが必要
  • 一般的な布マスク着用は自分への予防ではなく、感染者がウイルスを拡散しないためのエチケット

また、持病・疾患がある方は上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、一層の注意が必要です。

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